新橋カレー事情

ある人と話をしていて「カレーを1000食連続で食べることが出来れば、きっと
NASAから国際ステーションで100日連続カレー記録に呼ばれるに違いない」
という話になった。

まあ、1000食記録はともかく、意識して街中を見回してみると、なんとまあカレー
屋さんの多いことか！

これはまさしく「国民食」である。

ということで、マメに記録してみる気になった。

１．昔から通っている「スマトラカレー」

私がこの店を知ったのは、実は新橋駅前のこの店ではない。
虎ノ門にある店であり、それはなんと！20年以上前である。
新橋駅前のこの店は、実は数年前に偶然発見したのである。

この店、メニューは「カレー」しかないのである。
カレーとしてはちょっと薄めだがスープ系ではない。
これは「普通」というもの。

こちらが「大盛り」である。
なんと潔いことに、この２種でこの店で注文するメニューは完結である。
これはまったく日本人として見習いたい潔さだ。
辛さはこれまた「普通」なので、４種ある薬味と共に気軽に楽しめる。

２．「史上最強」を名乗るバルチックカレー

通勤途中にあるので、ず〜っと気になっていた。
それにしても「史上最強」とは大きく出たものだ。

これがスタンダードなカレーである。
辛口を頼んだが普通に食べられた。
「史上最強」かどうかはともかく、身の危険を感じるような辛さでないことは
日本人向きである。

３．関西では老舗らしい「せんば自由軒」

新橋のカレー店を探索中、偶然に発見した店だ。
どうやら、関西では老舗らしい・・のだが、どうやら「本家」と「分家」の関係があり、
こちらは「分家」のようである。

これがお店の外観。

ここのカレーは、ごはんと一体になったカレーの真ん中に卵。
これにソースをかけて混ぜて食べるもの。
そういえば、こういうカレーをどこかで見たような？？
メンチカツとのセットを頼んでみた（980円）
けっこう美味しいのだが、個人的にはソース無しの方が良いと思った。

４．スープカレーの本命「ガネー舎」

ここは新橋の外れの方にある。
どうやら、昔からあったらしい。

店はちょっとだけ見つけにくい。
目立つところに「違うカレー屋」があるからである。
脇に入ると、この地味な入り口がある。

限定１日５食！と書いてあったので、メンチカツのカレーを頼んだ。
これがそのカレーである。
お盆がちょっと社食っぽくないか？と思うが、それはカレーの味とは
関係ない。
カレーは本当にスープである。
ごはんはカレーではなくサフランで色が着いているようだ。
一応かけて食べたが、別々に楽しんでも良いような？とも思った。
メンチカツについても、別の皿に出して食べた方が食べやすかったかも。
などと書いているが、とっても美味しかった。
要するに「食べやすいかどうか」だけの問題。
野菜もたっぷりなので、きっと健康的である。

どうやら、スタンダードは鳥のようである。
次回は鳥に挑戦しようではないか！

５．残念ながら閉店していた「インドネシアラヤ」

若いときによく行った「インドネシアラヤ」
お昼の定食がいい感じで、最期に出て来るデザートが楽しみだった。
久々に行ってみると・・・・閉店していた。
栄枯盛衰を実感。

６．さらに遠出して「Nagafuchi」

ネットで調べると「アイスカレー」なるものがあった。
店の名前は「Nagafuchi」
私は新橋地区に25年以上いる（途中、違う事務所になったこともあるが）
が知らなかった。
調べてみると、前オーナーは元々は築地にいて、新橋に新店を作ったところ
でお亡くなりになって閉店。
しかし、その味を惜しんで再会されたとのこと。
さっそく、アイスカレーを食べるために遠出することにした。

う〜む「アイスカレー」が無い！
聞いてみると、「あれは夏メニューですから」とのこと。
まだ９月なのに、もうメニューは秋なのか？（少し怒）

少し残念だったが、季節の野菜カレーを食べる。
結構量があるな・・・と思った。
お米が玄米なので、少し薄めのルーでもあまりカレー味が馴染まない感じだ。
健康食なのかもしれないが、私はごはんにかけて食べるカレーは、普通に
白米が良いと思う。
と、なんだかんだと書いているが、ここのカレーは美味しかった。
白米仕様も選択出来るので、次回はそちらにしようと思う。

元のページに戻る